#daiizメモ

Scrapboxに夢中

Scrapboxのページ数の推移を可視化するUserScript

Scrapboxプロジェクト内のページ数の推移を可視化したかった.作成したものは Scrapbox のUserScriptと自前で組んだ簡単なウェブアプリの2パートから成る.うまくいくと専用レポートページでページ数の変化の折れ線図を確認できる.

以下の例ではまだ3日分のデータしかないので見栄えは良くないが,今後蓄積データが増えていくことで,直近30日分のページ数がプロットされる.

f:id:daiiz:20170418035914p:plain
自分のプロジェクトでの例

仕組み

  1. ページ一覧画面の右下ページ数をクリックして自前のウェブアプリに以下のデータを送信
    • ページ数
    • テーマ名 (今後,折れ線図のデザインで使おうと考えている)
    • プロジェクト名 (URLの一部ではなく,画面左上に表示されているもの)
    • f:id:daiiz:20170418035203p:plain
  2. ウェブアプリにデータを保存・蓄積
  3. レポートページにアクセスされたら蓄積されたページ数の日別変化を折れ線図で表示

準備

下記のような UserScript を自分のページのscript.jsに追加.

var daiizPageCounter = function () {
     var dLog = {
         'page': 0,
         'theme': 'default',
         'project': ''
     };
     var $p = $('div.page-list-status-bar');
     $p.on('click', function (e) {
         var $t = $(e.target).closest('div.page-list-status-bar');
         dLog.page = +$t.text().match(/\d+/)[0];
         dLog.project = $('#app-container').find('.navbar-brand > .title').text();
         $.ajax({
             'url': 'https://daiiz-apps.appspot.com/sb/p/a',
             'method': 'POST',
             'dataType': 'json',
             'data': JSON.stringify(dLog)
         }).done(function (data) {});
     });
     var $links = $('link');
     for (var i = 0; i < $links.length; i++) {
         var href = $links[i].href;
         if (href.match(/\/themes\//) !== null) {
             dLog.theme = href.split('/themes/')[1].split('.css')[0];
             break;
         }
     }
     $p.css({cursor: 'pointer'});
 };
 window.setTimeout(daiizPageCounter, 1000 * 3);
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記録手順

  • Scrapboxプロジェクトのページ一覧画面で右下に表示されているpages欄をときどきクリックするだけで良い.
f:id:daiiz:20170418032103p:plain
  • この数字をクリックすると上述のデータが自前のウェブアプリに送信されて,日付情報を付加して保存される.
  • ウェブアプリ側の設定は不要で,初回リクエスト受信時に自動でデータ蓄積の準備が整い,レポートページにアクセスするためのURL (例: https://daiiz-apps.appspot.com/sb/p/daiiz) が作成される.レポートページは,プロジェクトの private / public に関係なく,URLを知っている人が誰でもアクセスできる.
  • 1日最低1回クリックして送信すれば,毎日の最新ページ数を保存していける.

製作開始時点はGitHubの芝生ふうのデザインで可視化しようと思ったが,Scrapboxでは折れ線図の方が勢いが見れて良いだろうと思いこうなった.