Scrapboxからexportしたlinesデータからepubを生成する実験してる。いちファンとして個人的に作っているだけです(念のため)。一体どこまで表現可能なのか試したい。
仕組みは超単純で、Scrapbox記法のサブセットをパースして組版ツールのRe:VIEW記法に変換しているだけ。いったんRe:VIEW記法に落とし込めれば、その先は pdf, epub, xml, TeX などと結構多くの変換フォーマットを選べるのでありがたい。
むかし Scrapbox → TeX 変換をやったけれど、
Scrapboxで書いたものをTeXに変換して必要な画像を自動ダウンロードしてPDF生成できるようになってきた.icon-button史上最高の機能だと思う pic.twitter.com/mLbNEityqT
— daiiz (@daizplus) July 6, 2017
- TeXから先の発展ができない
- 変換したい内容をScrapboxの1ページに全て書かないといけない
- 変換目当てで書いたページの規模がでかすぎて、Scrapbox内での再利用性がなくなる
のような課題が残っていたので再挑戦というモチベーションもあった。いかにして複数のページを組み合わせて変換するか、何も意識せず普通に書いたスクボページを自然に直列編成できるか、を意識して作ってる。
Scrapboxでexportしたlinesデータからepubできた。topics.txtで指定したページだけがその順番で収録される。Re:VIEW記法に変換しているだけなので見栄えはうまいこと調整できるはず。 https://t.co/FaDa7jt66u pic.twitter.com/1Q8Xw7PCIY
— daiiz (@daizplus) 2019年2月9日
ページリンクはそのまま書籍内リンク的として表現したい https://t.co/H9XN9USc0h pic.twitter.com/Cs0QMSWJlk
— daiiz (@daizplus) 2019年2月9日
Scrapboxというグラフ構造データを書籍用にシリアライズするためには、収録ページと順序を指定するための目次を用意してやるだけでOKと感じた。辞書的?図鑑的?な本は簡単に作れそう。