木曜日、もくもくとコードを書く日。まだ実験段階なので特に語れることはないけれど、新しい検索アルゴリズムを考えている。Phonnoやナッジグラフ構想で必要になってくると目論んでいるやつ。本質的ではないものの、あると実験が捗るパーツをClaude Codeがどんどん書いてくれるのでありがたい。実装の変更前後での検索結果を精査するためのレポーティング機能とか、CLIツールのオプションとか。ログ出力で表組みや絵文字を多用してテンションも上げてくれる。そもそも成功するかわからないプロトタイプの段階においては、多少作り方が荒くてもいいものは任せていけるといい。
Claude Codeは、調子が乗ってくると作りたてのスクリプトを自ら勝手に実行して動作確認をしだす。うまくいけば Great! といって喜び、期待通り動かないとすぐさま直し始める。途中でデバッグログ出力が長くなり始めてコンテキストが収まりきらなくなったことに気付いたのか、--nologや--verboseオプションを実装して付け外ししながら試行し始めて面白かった。
人間が本質に集中できすぎる結果、疲れて果ててしまうのは気をつけたい。頭の休憩がてら「最新の実装を読んでREADME.mdやAPI.mdを更新して」とお願いしつつ、ドキュメントも整えてみるのもよい。たたき台があると手直ししたくなるのが人間の性。こうやってときどき周辺作業で思考のスピードを落とすのも大事になってくるはず。あとは家事とかけん玉とか。
たとえ途中で放りだしても、戻ってきて一番に「これ何しているプロジェクト?次は何をしようとしていた?いまどこまで進んでる?」と聞けば思い出せるし、コーディングのリズムも作り出せる。作業のスイッチングコストが小さくなっていく。もはやなにも覚えてないが一応GitHubには置いてある大学時代の作りかけのプロジェクトたちを全部読んでもらうのもいいかもしれない。温故知新でなにか出てくるかもしれない。