#daiizメモ

ときどきいいことを書きます

Semantic chunking

Phonno Legacyの「この日、この場所」機能*1がパワーアップした。写真がメタデータとして持っている撮影日時と地理情報の組を利用して、一連の写真記録を自動で複数の塊に分けることができる。時間的な連続性と地理的な離散性をうまく組み合わせた結果、いい感じに動いている。

GUIでの表現としては、ナビゲーションボタンを配置して、パラパラ漫画のような見せ方を実現できたりする。これもこれで思い出の振り返りUIとして大変便利だが、システム的にはデータ全体を部分的なチャンクに分けて理解できることの価値が大きい。

熱海旅行: 京都駅から熱海の旅館までの記録

Long contextを活かしたLife contextの実現に向けて、連続データのセマンティックチャンキング技術を研究していきたい。雑多なデータに対する意味のある区切りの見つけ方が重要になってくると予想している。

daiiz.hatenablog.com

*1:この機能のコンセプトは 知的生産のための画像検索システム開発記:TeamJ を参照。