横浜から京都に帰ってきた。
今月から使い始めたPixel 10で、Android 16のデスクトップエクスペリエンス機能を有効化してみた。開発者オプションからオンにできる。デバイスの再起動が必要。
外部モニタに接続するとPCのようなデスクトップ画面でマルチウィンドウで作業できる。いつものアプリをキーボードとマウスで操作できる。これに加えて、Chromeが使える時点でウェブアプリも問題なく使える。各サイトで初手でスマホ用のレイアウトで表示されてPCビューに切り替えるのがひと手間必要になってくるがまあよい。衝動買いしたモバイルモニタとMagic Keyboardが活かされている。今日の日記もこの環境で書いています。
ウィンドウシステムの完成度はまだそれほど高くなくもっさりしていて、RaspberryPiで作業しているような気分になってくる。しかし、Pixel端末でGoogleアカウントにログイン済みであるが故に認証が必要な情報にも速やかにアクセスできる点は、だいぶ便利だ。Google CloudアプリでCloud Shellを起動することでGCPのリソース操作も難なくできる。ChromeでGitHub Codespacesを開けばコードの読み書きもできるはず。
スクリーンショット撮影は⌘+Sでできた。
この機能をどう活用できるかはまだよくわかっていない。急にLTするときにもよさそうではある。キーボード、マウス、モバイルモニタを持ち歩くくらいならMacbookでいいし、あらかじめ設置されているディスプレイを使う前提でもキーボードとマウスは必要だし、下手したらHDMIケーブルも持っていく必要が出てくる。これらは最悪現地のヨドバシで調達できると大目に見てあげて、いつものスマホを持ってさえいればその気になれば開発できる、という安心感が得られるという感じだろうか。
