小中学生の頃に電気回路の並列接続が見抜けなくて困った挙句、ついに発見した解決法をご紹介します。
まずは、直列接続と並列接続のおさらいです。
直列
以下の図1は、2つの抵抗が直列に接続されている例です。
図1
並列
図2は、2つの抵抗が並列に接続されている例です。
図2
それでは次の回路はどうでしょうか
以下の図は、すべて、抵抗が並列に接続されている例です。慣れないうちはパッと見ただけでは、並列接続だと見抜けないかもしれません。(僕は見抜けませんでした。)
このようなときは、問題で与えられた回路(上段図)のうち、電源が付いている線(赤色の線)を摘んで持ち上げて、下段図の回路のように見てやれば良いのです。すると図2のような回路が浮かんできます。
並列
図3
並列
図4
以上のように、回路を見るとき、平面にとどまらずに少しだけ立体的に見てやると分かりやすくなるようです。
これに気付いたときはとても嬉しかったことを今でも覚えています。