Web Assembly 日記の3日目です.C言語で簡単なプログラムを書きます.
#include <stdio.h> int main (int argc, char **argv) { printf("Hello, world!\n"); return 0; }
このようなC/C++言語で書かれたプログラムをclangでLLVM IR (Low Level VMの中間コード表現) に変換し,さらに,LLVM → JavaScriptコンパイラである Emscripten を用いてブラウザで実行可能なコードに変換していきます.Emscriptenでの処理では,Web Assemblyに変換するために Binaryen というツールチェーンが使われるようです.
次回以降は上記のような一連の変換を行う環境を整えて,実際に実行して得られたコードの中身を読んでいきたいと思います.またWeb Assembly に関して調べた事柄は,出典元を添えて https://scrapbox.io/daiiz/wasmDiary でも逐次まとめています.